ありがたいの言い換え表現・類語一覧。ビジネスでも使える
ありがたいの意味
「ありがたい」は、他の人からの好意などに対して感謝する様子を表しています。
丁寧な言葉ですが尊敬語ではないので、目上の人に対しては使用しないのが一般的です。
ありがたいはこちらにも収録されています。
ありがたいの言い換え表現と類語
感謝
「感謝」は他人の好意などに対してありがたく感じる事を意味する言葉です。
また、「ありがたい」と思う気持ちを相手に伝えることも「感謝」と言います。
明治時代から世間一般で使われるようになりました。
恩に着る
「恩に着る」は、人から恩を受けたことに感謝する意味で使われる言葉です。
丁寧な表現は「恩に着ます」となります。
「きのうは手伝ってくれてありがとう。恩に着るよ」などの使用例があります。
助かる
「助かる」は負担や費用などが少なくて済むのでありがたい、と言う意味の言葉です。
感謝を伝える際には「助かります」と言う場合もあります。
しかしこれは相手を労う言い方ですので、目上の人には使わないのが一般的です。
嬉しい
「嬉しい」は、相手に感謝している気持ちを表す際に使う言葉です。
派生した言葉に「嬉しがる(動詞)」「嬉しげ(形容動詞)」「嬉しさ(名詞)」などがあります。
「誕生日にたくさんのプレゼントをもらって嬉しかった」などの使用例があります。
恐れ多い
「恐れ多い」は相手にしてもらったことに対して、大変ありがたく思う気持ちを表す言葉です。
「自分の身に余り、もったいない」という意味合いで使われます。
「畏れ多い」と表記する場合もあります。
幸い
「幸い」は、望ましくてありがたいことを意味する言葉です。
ビジネスシーンにおいては、「◯◯してくれると嬉しい」というニュアンスで使われます。
「◯◯の件について再度ご検討いただけると幸いです」などの使い方ができます。
幸甚
「幸甚」は大変ありがたいこと、この上なく幸せな事を意味する言葉です。
「甚」という字は「甚だ」とも読み、「大変」という意味になります。
「この度はセレモニーにご出席いただき、幸甚です」などの使用例があります。
色好い
「色好い」は、望みが叶って好ましい事を意味する言葉です。
こちらの都合に合っているというニュアンスを含んでいます。
「色好い返事を期待する」などの使用例があります。
もったいない
「もったいない」は、自分の身に余り恐れ多いという意味の言葉です。
漢字では「勿体無い」と表記します。
「昇進の話は私には大変もったいない」などの使い方ができます。
かたじけない
「かたじけない」は、他人の好意が大変ありがたく恐れ多い事を意味する言葉です。
謝罪や感謝を述べる際の表現として使われます。
平安時代から使われていた古い言葉で、時代劇などでもよく耳にします。