きっかけの言い換え表現・類語一覧。ビジネスでも使える
きっかけの意味
「きっかけ」とは何かを始める手がかりとなるものを意味する言葉です。
漢字では「切っ掛け」と表記します。
きっかけの言い換え表現と類語
原因
「原因」は物事やある状態、ある変化などを引き起こすもとになるものを意味する言葉です。
主にネガティブな出来事や悪い出来事に対して使われる言葉です。
「今回の事故の原因について説明する会見が行われた」などの使用例があります。
要因
「要因」は物事が発生した主な原因を意味する言葉です。
どちらかといえばネガティブな表現で使われますが、ポジティブな表現で使うのも間違いではありません。
「あのバンドが解散してしまった要因を知りたい」などの使い方ができます。
動機
「動機」は、行動を起こしたり意思を固めたりする直接の原因になるものを意味する言葉です。
心理学や倫理学などの書物にも、この言葉が多く登場します。
「この会社を志望した動機は◯◯です」などの使い方ができます。
契機
「契機」は、物事を始めるための要素となるものを表す言葉です。
物事を進めるためにどうしても必要な条件を意味することもあります。
「大学進学を契機に一人暮らしを始めることにした」などの使い方ができます。
引き金
「引き金」はある物事を引き起こす原因となるものを意味する言葉です。
鉄砲などを発射するための金具が語源であると言われています。
「彼の行動が全ての引き金となってしまった」などの使い方ができます。
手がかり
「手がかり」はもともと「手をかける場所」という意味の言葉です。
そこから転じて、「物事を進めるための具体的な拠り所となるもの」という意味で使われるようになりました。
「警察は事件解決の手がかりを掴んだ」などの使い方ができます。
足がかり
「足がかり」は「足をかける場所」「足場」という意味の言葉です。
そこから転じて、「物事を始めるための助けとなるもの」という意味で使われるようになりました。
「さらに上のレベルを目指して何かをするきっかけ」というニュアンスを持っています。
糸口
「糸口」は何かが始まったり展開するための手がかりを意味する言葉です。
絡まった糸のほどき方を考えることが語源となっています。
「事件解決の糸口を見つけることができた」などの使用例があります。
起こり
「起こり」はすでに起こっている出来事や物事の始まりを意味する言葉です。
「起こる」という動詞の連用形、または名詞としても使うことができます。
「彼女がついた嘘が、事の起こりとなってしまった」などの使用例があります。
起源
「起源」は物事の始まりや源という意味の言葉です。
一般的には「起源」と表記しますが、「起原」という表記も間違いではありません。
「人類の起源に関する謎はまだまだ多い」などの使い方ができます。
発端
「発端」は物事が始まる糸口を意味する言葉です。
「ほったん」や「はったん」と発音します。
「事件の発端は1通の手紙からでした」などの使用例があります。
機
「機」は物事が起こるきざしを意味する言葉です。
物事が起こるのにちょうど良い時と言う意味でも使われます。
「これを機に今後も仲良くしてください」などの使い方ができます。