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ギリギリの言い換え表現・類語一覧。ビジネスでも使える

(公開日: 2023年5月8日)

ギリギリの意味

「ギリギリ」はそれ以上に余地がなく限度一杯であることを表す名詞・形容動詞です。

漢字表記すると「限り限り」となります。

ギリギリの言い換え表現と類語

スレスレ

「スレスレ」とは限界を超えそうで超えていない状態を表す言葉です。

また、触れることができるくらい近くにあることを意味する場合もあります。

前者は「仕事が長引いたが、スレスレで終電に乗れた」などの使用例があります。

間一髪

「間一髪」とは物事が差し迫っていて寸前であることを意味する言葉です。

髪の毛一本分の隙間くらいギリギリという意味で「間一髪」と言われるようになりました。

「間一髪で事故を免れた」などのように使うことができます。

かろうじて

「かろうじて」の語源は「辛くして」であり、その音が変化したものです。

「どうにか」「やっとのことで」を意味します。

「今月の収入はかろうじて食べていけるくらいしかなかった」などの使用例があります。

どうにか

「どうにか」は「なんとか」「やっとのことで」を意味する言葉です。

副詞である「どう」に助詞である「に」「か」が付いて成り立っています。

「道に迷ったがどうにか目的地に着くことができた」のように使うことができます。

寸前

「寸前」は物事が起こるほんの少しだけ前という意味の言葉です。

空間を表す場合にも時間を表す場合にも使うことができます。

「ドアが閉まる寸前で電車に乗り込んだ」などの使用例があります。

間際

「間際」とは何かが行われるまさに直前を意味する言葉です。

「真際」と漢字表記する場合もありますが、ほぼ同じ意味となっています。

「家を出る間際に忘れ物に気がついた」などのように使用できます。

瀬戸際

「瀬戸際」とは勝負事が決まったり生死が決まる分かれ目を意味する言葉です。

もともとは「狭門」で「せと(せど)」と読んでいましたが、近世になって「瀬戸」と表記されるようになりました。

「この会社は存続できるかどうかの瀬戸際に立たされている」などの使用例があります。

滑り込み

「滑り込み」とは時間などにかろうじて間に合うことを意味する言葉です。

マ行五段活用の動詞である「滑り込む」を連用形に変化させたものです。

「滑り込みで課題を提出した」のように使うことができます。

限界

「限界」は物事の範囲や境などがこれ以上進めないことを意味する言葉です。

同じような意味として「限度」を使うこともあります。

しかし「限度」は予め決められた範囲があるというニュアンスを含むことが多い言葉です。

いっぱいいっぱい

「いっぱいいっぱい」とは物事に少しも余裕がない様子を表す言葉です。

話し言葉として使われることが多く、書き言葉にはあまり適していません。

「きのうはここまで課題を進めるのでいっぱいいっぱいだった」のように使います。

何とか

「何とか」は十分ではないが、条件や要求などにどうにかかなう様子を表す言葉です。

ここでの意味は、副詞的な使い方となります。

「彼はそのプロジェクトを何とかやり遂げることができた」などの使用例があります。

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