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人日の節句とはいつ?なぜ?由来と意味

(公開日: 2023年5月2日)

人日の節句はいつ?

毎年1月7日人日(じんじつ)の節句で、五節句の内の一つです。

この日は七草粥を食べる日としても知られているように、七草の節句とも呼ばれています。

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人日の節句の意味

人日の節句には、主に無病息災を願う意味合いがあります。

次の項で詳しく解説しますが、七種類の草を粥に入れて食べ健康を祈る日本独自の風習と、古代中国で行われていた人日の節句の日に行われていた風習とが混じったことによって現在のような形でその風習が根付いたと考えられます。

人日の節句の由来

古代中国では元日から6日までのそれぞれの日に獣を当てはめて占いを行なうという風習があり、その日に占いの対象となった動物を大切にしていました。

7日目は人を占う日で、この日は人を特に大切に扱う日とされたことが今日の人日の節句に繋がっていると言われています。

ちなみに、6日間で占いの対象となる動物はそれぞれ以下の通りなので、知識としてぜひ覚えておきましょう。

  • 1日目:鶏

  • 2日目:狗

  • 3日目:羊

  • 4日目:猪

  • 5日目:牛

  • 6日目:馬

人日の節句によくあるイベントや行事

人日の節句の日には、七草粥や七草のフリーズドライを配るキャンペーンを行なっているところも多いようです。地域によっては縁起だるまの絵付け体験など、ゲン担ぎになるイベントを開催していることも。

家庭でも七草粥をいただいて、その年の健康を祈りましょう。

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