1. クイズキャッスルTOP
    >
  2. 百科事典
    >
  3. 恐縮の言い換え表現・類語一覧。ビジネスでも使える

恐縮の言い換え表現・類語一覧。ビジネスでも使える

(公開日: 2023年5月18日)

恐縮の意味

「恐縮」はありがたかったり申し訳なかったりして、身がすくむ気持ちになることを表す言葉です。

主に改まった場面で使う硬い表現となっています。

恐縮はこちらにも収録されています。

恐縮の言い換え表現と類語

恐れ入る

「恐れ入る」は相手の行為や自分が行った失礼に対して申し訳なく思う気持ちを表す言葉です。

また、相手にものを頼む時に「恐れ入りますが」などを付けることもあります。

「恐れ入りますが、こちらに署名をいただけますか?」などの使用例があります。

恐れ多い

「恐れ多い」は大変ありがたく、自分にはもったいないという気持ちを表す言葉です。

自分の行為が相手にとって失礼になることを「恐れている」というニュアンスを含みます。

「大役を頂き恐れ多いですが、精一杯頑張ります」などの使用例があります。

痛み入る

「痛み入る」は相手の親切などに対してありがたく思い、また恐縮する気持ちを表す言葉です。

ビジネスシーンや冠婚葬祭など、主に相手にお礼を言う時に使われます。

「このようなお心遣い、大変痛み入ります」などの使用例があります。

縮こまる

「縮こまる」は、緊張や恥ずかしさのために体や気持ちが小さくなる様子を表す言葉です。

「身を縮める」と表現する場合もあります。

「上司の前で緊張して縮こまる」などの使い方ができます。

身に余る

「身に余る」は自分の評価や処遇、役割などが自分に相応しくないほど過度であることを表す言葉です。

また、自分の能力に比べて重すぎる仕事や責任を指す場合もあります。

「身に余る光栄」「身に余る幸福」など慣用句的な使い方をします。

畏怖

「畏怖」は物事に対して恐れの気持ちを持つことを表す言葉です。

尊敬する人や偉大な人に対して敬う気持ちを持つことを意味する場合もあります。

「彼の講演を聞いて、畏怖の念に打たれた」などの使用例があります。

驚懼

「驚懼」は驚いたり恐れたりして畏まることを意味する言葉です。

手紙の末尾に記載し、相手に敬意を表す時に使われることもあります。

「驚懼感激」という四字熟語もあり、これは「ありがたくて恐れ入り、深く感動して心が奮い立つ」という意味になります。

幸甚

「幸甚」はひどくありがたく、この上なく幸せであることを表す言葉です。

ビジネスシーンではメールの文章などでよく使われます。

「資料を添付させていただきましたので、ご一読いただけましたら幸甚です」などの使い方ができます。

多謝

「多謝」は丁寧に礼を言ったり、自分の犯したことに対して謝罪をすることを意味する言葉です。

「謝罪する」という意味はもともと「多罪」と言う言葉の意味と間違われたことに由来しますが、現在では正しい意味として定着しています。

「たくさんのお祝いをいただき、多謝しております」などの使い方ができます。

僭越

「僭越」は自分の身分や立場以上の出過ぎたことをするという意味の言葉です。

職場や結婚式などでスピーチの前に、「僭越ながら」という言葉をよく耳にします。

「誠に僭越ながら、会社を代表してご挨拶させていただきます」のように使います。

かたじけない

「かたじけない」は相手に対して申し訳なく思う気持ちや、感謝の気持ちを表す言葉です。

平安時代にはすでに使われていた古い言葉で、『源氏物語』にも登場しています。

「たくさんの贈り物をいただき、かたじけなく存じます』などの使用例があります。

関連テーマ

関連記事