ジャーマンホイスト(トランプゲーム)とは?ルール・攻略法
ジャーマンホイストとは?
ジャーマンホイストは2人で遊ぶことができるカードゲームです。
全部で26回の勝負を行い、後半13トリック中7トリック以上獲得すれば勝ちとなります。
26回の勝負と聞くととても時間がかかるように感じますが、慣れれば20分ほどで決着が付くようになります。
「ジャーマン」と名前がついていますが、ドイツはあまり関係がなく、発祥はイギリスのようです。
ジャーマンホイストはこちらの一覧にも収録されています。
ジャーマンホイストのルール
ジャーマンホイストのルールについて、もう少し詳しく見ていきましょう。
使うカード
ジョーカーを除いた52枚のカードを使います。
カードの強さ
カードはAが1番強く、K、Q、J…と続き、1番弱いのは2となります。
流れ
親はカードをよく切り、1人13枚ずつカードを配布する。
残りのカードは山札として裏向きに重ね、1番上の1枚を表向きにする。
表向きになったカードのマークが「切り札」となる。
じゃんけんなどで順番を決め、最初の人が手札の中から1枚のカードを表向きに場に出す。
これを「リード」と言う。
次の人はリードされたカードと同じマークのカードを出し、強いカードを出した方が勝ちとなる。
同じマークのカードがなければ違うマークのカードを出すが、違うマークを出した場合は数字に関係なく負けてしまう。
逆に切り札のマークを出した場合は弱い数字でも相手に勝つことができる。
ここまでのターンを「1トリック」とする。
前半の13トリックまでは1トリック終わるごとに山札からカードを補充するが、勝った人から順にカードを取る。
1度使ったカードは捨て札として横に置いておく。
次のトリックは前のトリックで勝った人からカードを出すが、切り札のマークは変わらない。
14トリック目からは補充する山札がなくなるので、手持ちのカードのみで勝負する。
14トリック目以降は勝った人が場に出たカード2枚を獲得していく。
獲得したカードは手札に加えず、何トリック取ったか分かるように別の場所に置く。
手札がなくなった時点でゲーム終了、多くトリックを取った人の勝ちとなる。
ジャーマンホイストの攻略方法
ジャーマンホイストは後半の13トリックで勝敗が決まりますが、前半の13トリックで後半に勝てるようカードを整えておく必要があります。
山札の1番上のカードは表向きになっているため、そのカードが欲しくなければわざと負けることも攻略方法の1つです。
また、山札は半分の確率で見ることができるため、相手が取ったカードも大体把握できます。
特に強いカードを相手が取った場合は、それを記憶しておくと後半の勝負の時に大変役に立つのです。
シンプルなゲームですが、前半にいかにカードを整えるかがゲームの鍵を握ります。