頑張るの言い換え表現・類語一覧。ビジネスでも使える
頑張るの意味
「頑張る」とは、困難なことがあっても我慢してやり抜く、自分の意志や考えを譲らず通そうとする、などの意味で使われる言葉です。
江戸時代頃から使われており、漢字の「頑張る」は当て字であると考えられています。
頑張るの言い換え表現と類語
気張る
「気張る」は気力を奮い立たせる、力を入れるという意味の言葉です。
また、見栄を張って格好をつける、惜しみなく金銭を払うという意味合いもあります。
大阪を中心とした西日本でよく使われています。
努力する
何かを成し遂げるために怠けず努めることを「努力する」と言います。
奈良時代や平安時代にはすでにあった言葉ですが、明治時代以降に一般的に使われるようになりました。
「目標のためにコツコツと努力する」のように使用します。
張り切る
「張り切る」は力を緩めることなく頑張ると言う意味の言葉です。
「張り切って旅行の計画を立てる」「張り切って仕事をする」のように使います。
口語形は「張り切れる」となります。
意気込む
自分から進んで何かをしようという気持ちが奮い立つことを「意気込む」と言います。
「試合に絶対勝つと意気込んでいた」のように使います。
「意気込む」はマ行五段活用の動詞です。
精進する
「精進」はもともと仏教用語として使われており、仏道の修行に励むことを意味していました。
それが転じて現在では「何かに一生懸命になる、打ち込む」という意味で使われています。
かしこまった場面やビジネスシーンでは「頑張る」と言うよりも「精進する」と言った方がよいでしょう。
尽力する
「尽力する」とは、自分の持っている力を全て使い、何かに向かって努力することを意味する言葉です。
自分が「尽力する」場合にも使えますが、相手がしてくれたことに対して「ご尽力いただきまして、ありがとうございます」という使い方もできます。
稀に「尽力を尽くす」と言う人がいますが、これは二重表現にあたるため、間違った言い方です。
奮闘する
「奮闘する」は精一杯の力を出して頑張ったり闘ったりすることを意味します。
サ行変格活用の動詞である「奮闘する」の終止形です。
「力戦奮闘」「奮起奮闘」など四字熟語にも登場する言葉です。
踏ん張る
「踏ん張る」は足に力を入れて倒れないようにするという意味があります。
そこから転じて物事を途中で諦めずにやり遂げるという意味として使われるようになりました。
「連勤で疲れたが、踏ん張って仕事をする」のような使い方をします。
精を出す
「精を出す」は物事を必死になってコツコツと行うことを表す言葉です。
日常会話でもビジネスシーンでも使うことができます。
「精」は「魂」や「心」、「気力」などの意味を持った言葉です。