そもそもの言い換え表現・類語一覧。ビジネスでも使える
そもそもの意味
「そもそも」は「最初、発端」という意味で使われる言葉です。
接続詞として文頭に置き、何らかの事柄について改めて説く時にも使われます。
そもそもの言い換え表現と類語
初めから
「初めから」は「元から」「最初から」という意味で使われる言葉です。
やや否定的なニュアンスを含み、よくないことに対して使われることが多い傾向にあります。
「そのプロジェクトがうまくいかないことは、初めから分かっていた」などの使用例があります。
もともと
「もともと」は「元(もと)」という言葉を重ねて強調した言葉です。
「以前から」「元から」という意味があります。
また、何らかの物事を行った結果が前の状態と変わっていないことを表すこともできます。
もとより
「もとより」は「初めから」「以前から」という意味の言葉です。
福祉的な使い方をし、漢字では「元より、固より、素より」などと表記します。
「そんな頼み事をしても、もとより断られるのは目に見えていた」などの使用例があります。
根っから
「根っから」は「初めから」「元から」「生まれつき」という意味で使われる言葉です。
また、打ち消したり否定したりする表現で「少しも」「全く」という意味もあります。
「父は根っからの都会育ちだ」などの使い方ができます。
はなから
「はなから」は「初めから」という意味で使われる言葉です。
主に関西地方の方言であるとされており、漢字では「端から」と表記します。
「彼と足の速さを競っても、はなから勝負にはならない」などの使用例があります。
元来
「元来」はもとからその状態であることを意味する言葉です。
また、何かを説いたり提示する時に文の頭に付けて使うこともあります。
主に書き言葉として「元来、人間とはそのようなものだ」のように使われます。
本来
「本来」はもとからそうであることを表す言葉です。
また、それが道理であること、当たり前であることを意味する場合もあります。
「人間は本来自然治癒力を持った生き物である」などの使用例があります。
大体
「大体」は「もともと」「もとはと言えば」という意味で使うことができる言葉です。
この場合、副詞的な使い方をします。
「大体最初に問題を大きくしたのは君の方だよ」などの使い方ができます。
自体
「自体」は「もとからの性質」「本性」「物事の根本」という意味で使うことができる言葉です。
多くの場合名詞の後に付けて使われます。
「仕事自体が楽しいので、毎日が充実しています」などの使用例があります。
どだい
「どだい」は物事の根本や基礎を意味する言葉です。
副詞的な使い方では、「初めから」「もともと」という意味で文頭に置きます。
「どだい彼に叶うはずがなかったのだ」などの使用例があります。