死者の日とはいつ?なぜ?由来と意味
(公開日: 2023年4月25日)
死者の日はいつ?
毎年11月1日・2日は死者の日で、10月31日から前夜祭が行われる地域もあります。
「Día de Muertos」とも呼ばれるこの行事は伝統的なメキシコの文化の一つとして知られており、毎年死者の日にはパレードが開かれるなど、街中で賑わいが見られるようです。
関連する記事
死者の日の意味
死者の日は死者を偲んで感謝し、生きる喜びを分かち合う日とされています。
1日には子どもの魂が、2日には大人の魂がそれぞれ帰ってくると言われており、日本のお盆にも似た行事です。
死者の日の由来
死者の日は、アステカ文明時代のメキシコで行われていた祝祭にルーツがあると考えられています。
当時はとうもろこしをはじめとした作物の収穫時期に合わせ8月に行われていたようですが、スペイン侵略やカトリックへの改宗などが影響し現在のように11月に日程が変わりました。
死者の日によくあるイベントや行事
死者の日には、各家庭でも祭壇をマリーゴールド・ケイトウ・菊など華やかな花で飾りつけたり、砂糖でできた頭蓋骨の形のお菓子・パン・デ・ムエルト(死者のパン)などを備えるのが定番です。
街中でもパレードが行われており、当日は骸骨に扮した人々がパレードに参加して楽しんでいます。ディズニー&ピクサー作品「リメンバー・ミー」の題材にもなっているので、作品が好きな方もぜひ一度現地で体験してみてください。