とてもの言い換え表現・類語一覧。ビジネスでも使える
とてもの意味
「とても」は「とてもかくても」を略した言葉です。
もともとは否定を伴う言葉でしたが、現在では後に続く言葉を強調する意味で使われています。
とてもの言い換え表現と類語
大変
「大変」は物事の程度が甚だしいことを表す言葉です。
この場合、副詞として使われます。
「彼は昇進するために大変苦労をした」などの使用例があります。
非常に
「非常に」は物事の程度が甚だしい、ひどいという意味の言葉です。
「普段と違って特別である」というニュアンスを含んでいます。
「彼女の転勤が決まり、同じ部署の人たちは非常に残念がっていた」などの使用例があります。
すごく
「すごく」は、物事の程度が甚だしいことを表す言葉です。
物事の状態がそれ以上になく、言葉で言い表せないほどであるというニュアンスを含みます。
良い表現にも悪い表現にも使うことができる言葉です。
かなり
「かなり」は、思った以上に物事の程度が甚だしい様子を表しています。
極度にではないが、普通の程度は超えているというニュアンスです。
「軽い捻挫だと思っていたが、かなり重症だった」などの使い方があります。
ひどく
「ひどく」は物事の程度が甚だしく、非常に強いことを意味する言葉です。
「非道」という言葉が語源になってできたと言われています。
「営業成績が悪く、彼はひどく落ち込んだ」などの使用例があります。
大層
「大層」は、物事の程度が甚だしいことを表す言葉です。
分量や規模などを示す時にも使うことができます。
また、大袈裟であることを揶揄して「大層」を使う場合もあります。
飛び切り
「飛び切り」は、物事の程度が並はずれて素晴らしく、最上級であることを意味します。
副詞的に使うことも可能です。
「北海道で飛び切り新鮮な魚介類を堪能した」などの使い方ができます。
極めて
「極めて」は、この上なく程度が甚だしいことを表す言葉です。
また、「きっと」「必ず」などの意味で使われることもあります。
「上司はその会議で極めて重大な決断をした」などの使用例があります。
すこぶる
「すこぶる」は、物事が予想していたよりも甚だしい様子を表す言葉です。
良い意味の表現にも悪い意味の表現にも使うことができます。
「今日はすこぶる体調が良く、仕事が捗った」などの使用例があります。
実に
「実に」は、物事の状態が甚だしいことを表す言葉です。
感嘆の意味が込められていることが多く、良い意味で使われることが多いです。
「今日の講演会は実に素晴らしいものだった」などの使用例があります。
大いに
「大いに」は、物事の程度が甚だしいことを表す言葉です。
「大いなり」という形容動詞の連用形となっています。
「その宴会は大いに盛り上がった」などの使い方ができます。