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春の花・植物といえば?一覧で30個紹介

(公開日: 2023年2月18日)

春の花一覧

桜は日本の代表的な春の花の1つです。

300種類以上の品種があると言われており、毎年春になると花見の季節が訪れます。

早咲きの桜は2月ごろから咲き始め、遅咲きは5月上旬まで楽しめます。

梅の花の見頃は2月中旬〜3月頃です。

一見桜とよく似た形や色をしていますが、梅の花は桜に比べて花びらが丸いのが特徴です。

開花時期には全国各地で梅を鑑賞するイベントやライトアップなどが行われます。

春の訪れを感じさせる3月に見頃を迎えるのが桃の花です。

3月3日が「桃の節句」と呼ばれているように、古くから日本で親しまれてきた花です。

果物の桃とは別物で、こちらは花を鑑賞するための「花桃」です。

菜の花

春になると黄色く鮮やかな花を咲かせる菜の花は、弥生時代ごろから日本で愛されてきました。

しかしその発祥の地は西アジア北ヨーロッパであることが分かっています。

食用にすることもでき、おひたしやパスタなどにして食べると大変美味しいです。

チューリップ

チューリップは3月〜4月ごろにかけて色鮮やかな花を咲かせます。

その品種は5,000以上と言われており、日本でも多くの品種を楽しむ事ができます。

春になると各地でチューリップ祭りなども行われます。

タンポポ

タンポポはキク科の植物で、主に3月〜4月頃に黄色い花を咲かせます。

非常に生命力が強く、その根は地下50cm以上伸びていることもあります。

江戸時代には園芸用の品種も作られていたようです。

ツツジ

春になると、公園や民家の生垣でよく見かけるのがツツジです。

濃いピンク色の花を咲かせるイメージがありますが、実は白や紫など様々な色があります。

1度植えると定着し、毎年咲くので栽培しやすい花として知られています。

バラ

バラの見頃は5月中旬〜6月頃にかけてです。

見頃の季節にはバラ園などが開園し、さまざまなイベントが行われます。

最近では品種改良により、秋頃まで咲くバラも作られています。

ヒヤシンス

ヒヤシンスの原産は南西アジアです。

鉢植えや地植えでももちろん成長しますが、水栽培でも育てやすいので昔から家庭でも多く栽培されてきました。

球根は永久型球根なので、1度枯れてもまた花を咲かせる事ができます。

アネモネ

アネモネが花を咲かせるのは、4月〜5月頃です。

一重咲きから八重咲きまで様々な種類があり、華やかな花を楽しむ事ができます。

原産地は地中海沿岸であると言われています。

スズラン

日本でよくみられるスズランは、ヨーロッパが原産のドイツスズランと呼ばれるものです。

良い香りがするので、香水の原料としても使われます。

スズランは毒を持っているため、栽培や扱いには注意が必要です。

マリーゴールド

マリーゴールドの開花時期は5月頃からとなっています。

黄色や赤、オレンジ、白など多くの色があるのが特徴です。

花の種類は小輪と大輪の両方があります。

ラベンダー

ラベンダーは地中海沿岸が原産の植物です。

鮮やかな紫色の花を咲かせ、4月頃から見頃を迎えます。

寒さに強く高温多湿に弱いので、国内では北海道などで多く栽培されています。

ネモフィラ

ネモフィラは鮮やかな青色が特徴的な春の花です。

寒い場所や乾燥する場所でも育てやすいため、初心者でも栽培が可能です。

近年公園などでは、広い花壇で多くのネモフィラが栽培されるネモフィラ畑が注目を集めています。

サクラソウ

サクラソウの見頃は4月〜5月頃です。

高原や山の中、河川敷などに自生しており、ピンクや白、紫の花を咲かせます。

日本では江戸時代から栽培されており、品種は300を超えています。

ユキヤナギ

春になると公園などでユキヤナギをよく見かけます。

柳の木が雪をかぶった様子に似ていることから、この名前が付けられました。

もともとは白のみでしたが、近年は品種改良によりピンク色のユキヤナギも登場しています。

ラナンキュラス

ラナンキュラスは秋に球根を植え、春に花を咲かせる植物です。

品種によっては植えっぱなしにしておくと翌年も花を咲かせます。

花びらが何重にも重なり、ボリュームがあるのが特徴です。

ハナミズキ

ハナミズキは1915年ごろアメリカから日本に伝わった植物です。

街路樹や公園の植木としてよく栽培されています。

4月中旬〜5月にかけて白やピンク、赤の花を咲かせます。

ニリンソウ

ニリンソウは湿った場所に多く生えている植物です。

4月〜5月ごろに白く小さな花を咲かせます。

1つの草ですが、2つ〜3つの茎があることから「ニリンソウ」と呼ばれています。

レンゲソウ

レンゲソウは17世紀頃中国から日本に伝わった植物で、明治時代以降に大きく広まりました。

4月〜6月ごろにピンク色の小さな花を咲かせます。

花は天ぷらなどにして食べることもできます。

ホトケノザ

ホトケノザは3月〜6月ごろに花を咲かせる野草です。

葉の形が仏様が座っている台座に似ていることから、この名前が付きました。

道端や草村、田んぼの周りなどにも自生しています。

カラスノエンドウ

カラスノエンドウはマメ科ソラマメ属の植物です。

3月〜5月ごろにかけて小さな赤紫色の花を咲かせます。

夏前になると豆のサヤが真っ黒になるため、「カラスノエンドウ」と呼ばれています。

シロツメクサ

シロツメクサは江戸時代末期にヨーロッパから日本に入ってきました。

四葉のクローバーでもよく知られている植物です。

10個〜80個の小さな花の集まりが、1つの花を形成しています。

オオイヌノフグリ

オオイヌノフグリは立春が過ぎた頃から咲き始める春の野草です。

繁殖力が強く、至る所に自生しています。

太陽が昇ると花が開き、沈むと萎む「1日花」と呼ばれる植物です。

スミレ

スミレは可憐なイメージがありますが、とても繁殖力や生命力が強い植物です。

3月下旬から5月にかけて紫色の美しい花を咲かせます。

その種類は500種類にもなり、世界中で咲いているのを見る事ができます。

春の植物一覧

セリ

春は山菜が旬を迎える季節です。

山の中や田んぼの近くにも自生しています。

セリに似ている植物で毒を持っているものもありますので、採りに行くときは詳しい人と行くことをオススメします。

ワラビ

ワラビは4月〜5月ごろに旬を迎える山菜です。

保存性が高いのが特徴で、様々な料理に使われます。

灰汁が強く、食べる前には灰汁抜きをする必要があります。

フキノトウ

フキノトウは昔から春の訪れの象徴として親しまれています。

全国の山に自生している、日本原産の山菜です。

簡単に採る事ができるので、山菜採りの初心者でも挑戦しやすいのが特徴です。

ウド

ウドは4月頃から採る事ができ、特徴的な香りを持っています。

食感、風味、味が良いので春の風物詩として様々な料理に使われます。

「捨てるところがない」と言われるほど全ての部分を食用にできます。

ゼンマイ

ゼンマイはシダ植物の仲間です。

主に若い芽を食用とし、古くから日本人に親しまれてきました。

春から初夏にかけて旬を迎えますが、全国的に自生しているので場所によって多少の差があります。

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