そっくりの意味とは?使い方を例文で解説
(公開日: 2023年1月4日)
そっくりの意味
そっくりとは、何かと何かがとてもよく似ている様子を表すオノマトペ・擬態語です。
また、「全部まとめて」「欠けずに完全な状態」と言う意味でも使われます。
現代では前者の意味としての「そっくり」が多く使われていますが、後者も「そっくりそのまま」など耳馴染みのある言葉として使用されることがあります。
そっくりの語源
そっくりという言葉は江戸時代頃から存在しているという記録が残っています。
昭和期に出版された辞書「大言海(だいげんかい)」の中では「そっくり」の語源は「似う(そぐう)」ではないかと書かれています。
「似う」には「似合う」「釣り合う」という意味があります。
その他にも上方弁の「すっくり(1つ残らず、全部)」ではないかと言う説もあり、詳しいことは分かっていません。
そっくりの使い方と例文
例文① 彼女は父親にそっくりだ
彼女の顔や仕草が父親によく似ているということを表す例文です。
例文② なくした財布とそっくりな財布を買った
なくしてしまった財布と同じ物ではないが、よく似たものを買ったということを表す例文です。
例文③ 借りていたお金をそっくりそのまま返した
借りていたお金を過不足なく全て返したということを表す例文です。