スチルの意味とは?語源・使い方を解説
(公開日: 2022年11月10日)
スチルの意味とは?
スチルとは、瞬間を捉えた写真、静止画、一枚絵の意味で、スチル写真、スチルカメラなどで聞き馴染みがあると思いますが、それらを総称して「スチル」と呼びます。
スチルの語源
映画や動画などの動きがあるもの(movie)に対し、静止画など動きがないものの事をスチル(still)と呼び、初期のスチルというと、映画などの宣伝用に撮影中の現場を撮影したり、本番後に同じ場面を再現して撮影されたものが主にスチルと呼ばれていました。
スチルはどこで使われる?
現在では、主に恋愛シミュレーションゲームや乙女ゲームのイベントシーンを一枚絵にしたスチルが多く使われています。
このスチルはファンの間で大変な人気でクオリティの高い画像やイラストが求められており、自分でもスチル画像風のイラストを描いてみようとする人も多く、描き方をレクチャーするサイトが多数存在し、作品を投稿して披露することもあります。
スチルの使い方
スチルとは具体的にどのような事に使われているのでしょうか。
乙女ゲームのスチルイラスト
乙女ゲームでのスチルイラストは、ゲーム内の恋愛シーンをイラストにしたもので、ゲームユーザーにシーンのムードを伝える重要な役割があり、その描き方にも様々な手法があります。
人物を斜めに配置しインパクトを持たせるなどのテクニックが駆使されているほか、キャラクター、シチュエーションの設定もかなり緻密に計算されています。
ワンシーンの中に男性キャラクターの表情や仕草、魅力を盛り込み、観ている女性の心をドキッとさせる演出がされています。
ゲーム内のスチル回収
ゲーム内のイベントシーンのスチルをあとで鑑賞できるように集めておくことをスチル回収といいます。
ゲームを進めていくと様々なイベントが発生しますが、そのすべてを網羅するのに心血を注ぐことも多いようです。