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土用の丑の日の意味とは?

最終更新日: 2022年7月29日 (公開日: 2022年7月29日)

土用の丑の日とは

土用の丑の日とは、土用の期間中(毎年7月20日~8月6日頃)に訪れる丑の日のことです。

「う」のつく食べ物を食べると運気が上がると言われており、鰻を食べる日として人々に認知されています。

土用の丑の日ってそもそも何?

「土用の丑の日」の「土用」とは古代中国の陰陽五行思想に基づいた暦のことです。

陰陽五行思想はこの世のにあるものは全て木・火・土・金・水の5つから成り立つという思想のことで、この5つの要素を身の回りのこと全てに当てはめました。

それは季節も例外ではなく、春に「木」、夏に「火」、秋に「金」、冬に「水」をそれぞれ振り分けましたが、「土」のみが残ってしまったのでこの「土」を各季節に割り当てました。

立夏・立秋・立冬・立春の直前の約18日間はその「土」が割り当てられた期間で、これらの期間は季節に関係なく全て「土用」と呼びます。

また、「丑の日」の「丑」とは我々も良く知っている干支のことです。

現代では日付を数字で表しますが、一昔前までは数字ではなく干支が使用されていました。

「土用」と「丑の日」それぞれがどのような意味を持つのか知っておきましょう。

土用の丑の日の起源と鰻を食べるようになった理由

土用の丑の日の誕生には諸説あると言われていますが、エレキテル・寒暖計などを発明した平賀源内がきっかけとなったと言われています。

実は土用の丑の日は古くから日本の風習として存在していましたが、当時は脂の乗った鰻は真夏にはあまり人気がありませんでした。

そこで平賀源内の知り合いの鰻屋が彼にその旨を相談したところ、平賀源内は「本日土用の丑の日」と書いた張り紙を作成。

それをお店に貼ると客に受け、鰻が飛ぶ鳥を落とす勢いで売れ始めたようです。

それ以来少しずつ鰻を食べる文化が浸透していったと言われています。

土用にあたる日はいつ?

土用の日は夏の行事だというイメージを持っている方が多いと思いますが、先の項目でも軽く触れた通り土用の丑の日は夏だけではありません。

ここで、各土用の期間を確認していきます。

  • 春土用:4月末~5月初旬頃

  • 夏土用:7月末~8月初旬頃

  • 秋土用:10月末~11月初旬頃

  • 冬土用:1月末~2月初旬頃

それぞれの季節で土用の期間を確認し、縁起の良い食べ物を食べて過ごしましょう。

各土用の日におすすめの食べ物は次の項目でご紹介します。

土用の日におすすめの食べ物

ここからは、各土用の日にぜひ食べておきたい食べ物をご紹介します。

春土用

春土用には、戌の日に「い」のつく食べ物または白い食べ物を食べると良いです。

いちご、いくら、いなり寿司、芋、大根、お米などを取り入れましょう。

夏土用

夏土用は、「う」のつく食べ物の他にも黒い食べ物を食べると良いと言われています。

土用の丑の日と言えば鰻というイメージがありますが、鰻の他にもうどん、うに、梅干し、ういろうなどを食べるのもおすすめです。

秋土用

秋土用には、辰の日に「た」のつく食べ物または青い食べ物を食べるのをおすすめします。

鯛・たこ・たまご・たらこなど以外にも、鯖・秋刀魚などの青魚を食べると良いでしょう。

冬土用

冬土用には、羊の日に「ひ」のつく食べ物や赤い食べ物を食べると良いです。

ひらまさ、ひらめ、ひじき、火鍋、トマト、りんごなどを食卓に並べてはいかがでしょうか。

土用の丑の日は英語で何て言う?

土用の丑の日は英語で "the Midsummer day of the ox" と言います。

"midsummer" は真夏、"ox"は牛を意味する単語です。

"Japanese people eat eel on the Midsummer day of the ox.(日本人は土用の丑の日には鰻を食べる)" のように、"the Midsummer day of the ox" を使って土用の丑の日の風習や文化について説明できると良いでしょう。

土用の丑の日にしてはいけないことは?

土用の日は土の神様である「土公神」の力が強くなる日だという古くからの言い伝えがあります。

この期間に土に触れるようなことをすれば災いがあるため、土いじり・ガーデニング・引っ越し・旅行をはじめ、結婚・転職・開業など何か新しいことを始めるのもなるべく避けたほうが良いでしょう。

また、この時期は季節の変わり目であるということもあって、体調面でも不調をきたしやすいです。

エネルギーを使うことはせず、ゆっくりと体を休めるようにしましょう。