ぬくめるの意味とは?使い方やその地域の有名な他の方言も紹介!
ぬくめるの意味
ぬくめるとは「あたためる」という意味を持つ言葉です。
方言ではなく共通語として辞書にも載っている言葉ですが、関西地方で使われることが多いことから、関西地方の方言だと勘違いしている人も少なくはありません。
ぬくめるの使い方
ぬくめるは以下のような使い方をする言葉です。
これぬくめることできる?
誰かに「これぬくめること、できる?」と聞かれたら「これは温めてもいいものなの?」という意味になります。
たとえばコンビニでバイトをしている時にお客さんからお弁当を渡されて「これ、ぬくめることできる?」と聞かれたら「これ、温めてください」という意味になります。
一緒にぬくめてもらってもいい?
同じように「一緒に温めてもらっていい?」という意味で「一緒にぬくめてもらってもいい?」という表現をすることもあります。
職場などで誰かがレンジを使おうとしている時に「これも一緒に入れて!」と頼みたい時に使える表現です。
関西地方でその他の有名な方言
関西地方でよく使われる方言を3つ紹介していきます。
おおきに
「おおきに」は非常に有名で「ありがとう」という意味を持つ方言です。
主に大阪で使われ「ほんまおおきに!」と言えば、より強い感謝の気持ちを伝えることができます。
せやで
「せやで」も有名な方言で「そうです」という同意の意味を持つ言葉です。
ただし「そうです」のように丁寧なニュアンスではなく「そうそう!」や「そうだよねぇ!」と、少しフランクな感じで使われます。
友達同士で使われることが多い方言で、目上の人にはめったに使われません。
なんなん?
「なんなん?」は言い方によってニュアンスが異なる方言です。
たとえば、「それ、なんなん?」と物を示しながら語尾をあげて言う場合は「それは何ですか?」という意味で、単に相手が持っているものを尋ねるニュアンスになります。
ただし「あいつ、ほんまなんなん!」と語尾を強めて言う場合は、「あいつ、本当に何を考えてるんだ!」のように、相手に対する怒りを意味する言葉になります。
人に対して「なんなん」という方言を使う場合は、良い意味で使われることはないでしょう。