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自重するの意味とは?言い換え表現や英語表現は?他の言葉との意味の違いについても解説!

(公開日: 2023年5月22日)

自重するの意味・読み方とは?

「自重(じちょう)する」とは、自らを顧みて軽率な言動を慎むことを意味します。

同じ漢字が宛がわれた「自重(じじゅう)」という言葉がありますがこちらは物体の重みのことを意味し、それぞれ全く違う意味なので注意しましょう。

自重するの類語・言い換え表現

ここで、「自重する」の類語や言い換え表現を一覧でご紹介していきます。

慎む(つつしむ)

過ちを犯さないよう自らの行動や振る舞いを気をつけること。

配慮する

物事の事情や相手の気持ちを考えてフォローや心配りをすること。

自制する

自分の感情をきちんと抑えること。

羽目を外さない

調子に乗って限度を超えた発言や振る舞いをしてしまわないよう節度を守ること。

転ばぬ先の杖

何か失敗をしてしまわぬよう、事前に準備をしておくこと。

自重するを英語で言うと?

「自重する」を英語で言うと、"avoid rush behavior""be prudent" などがその表現として挙げられます。

"avoid rush behavior" の "avoid" は「避ける」、"rush" は「急ぐ」、"behavior" は「振る舞い/態度」をそれぞれ意味し、「軽はずみな行動を避ける」という意味合いです。また、"be prudent" の"prudent" は形容詞で「分別のある」「思慮のある」という意味を持ちます。

自重すると自粛する・控えるとの違いは?

「自重する」に似た言葉に「自粛する」「控える」などの言葉が存在します。それぞれの違いを考えるために、「自粛する」「控える」の意味を確認しておきましょう。

  • 自粛する:自ら言動を積極的に慎むこと

  • 控える:前に出過ぎてしまわぬよう動きを控え、出番に備えてすぐ傍で準備して待つこと

この中で「自重する」に一番近しい意味を持つのは「自粛する」ですが、「自重する」には自らの品位を保つというニュアンスも含まれています。これらを鑑みると、この3つは少しずつ違う意味であることが分かります。

自重するの例文

最後に、「自重する」を用いた例文を見ながらその使い方を確認していきます。

  1. 「私はいらないことまで喋ってしまいがちなので、話し手に回るのは自重してしばらく聞き役に徹しようと思う」

  2. 「健康診断の結果が芳しくなかったので、しばらくお酒は自重する」

  3. 「先日あった面白いエピソードを話したかったが、あまりにも場の空気が重かったので自重した」

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