なんなの意味とは?使い方や似た響きを持つ方言も紹介!
(公開日: 2023年7月28日)
なんなの意味
なんなとは大阪弁の一種で「なぜ」や「どうして」という意味を持つ言葉です。
「どうして?」という軽いニュアンスよりは「どうしてそうなるんだよ!」や「なんでだよ!」という強いニュアンスで使われることが多いようです。
なんなの使い方
なんな、今のであかんのけ
自分がやったことがNGだった場合「どうして今のじゃダメなの?」という意味で「なんな、今のであかんのけ」と言うことができます。
ただし「なんな」自体に強い意味があるので「どうして今のじゃダメなの?」というよりも「どうしてダメなんだ!説明しろ!」というニュアンスの方が正しいでしょう。
なんなやったらええがな
何回やってもダメだと言われてしまう場合に「なんなやったらええがな!」と言うこともあります。
これは「じゃあどうしろって言うんだよ!」や「どうすれば満足するんだよ!」と、少し憤りのニュアンスも含む表現になります。
なんなと似た響きを持つ方言
なんなと似た響きを持つ方言には、以下のようなものがあります。
なんなら(岡山県)
岡山県で使われる「なんなら」は「なぁんだ」という意味を持つ方言です。
たとえば「なんならぁ、雨が降りょーるわ」だったら「なぁんだ、雨が降ってきちゃったぁ」のような意味になります。
「なぁんだ残念!」というニュアンスで使われることが多いでしょう。
なんなんすっ(佐賀県)
佐賀県の「なんなんすっ」とは「背負う」という意味を持つ方言です。
「リュックをなんなんす」や「ランドセルをなんなんして」のように使われます。