ひょーげもんの意味とは？使い方やその地域の有名な他の方言も紹介！

最終更新日: 2023年9月21日 (公開日: 2023年9月21日)

ひょーげもんの意味

「ひょーげもん」とは福岡県の方言で「ひょうきん者」を意味する言葉です。

地域や年代によっては「ひょーげもん」ではなく「ひゅーげもん」と発音されることもあります。

ひょーげもんは、以下のような使い方をされる方言です。

誰かに対して「ひょうきんだね」や「お調子者だね」と伝える時は「あんたはほんにひょーげもんだね」と言います。

「あなたは本当にひょうきんな人だね」という意味になります。

一方「ひょーげもんはすかん！」というと「お調子者は好きではない！」という意味になります。

「すかん」は「好かん」と表記し、「好きではない」という意味を持つ方言です。

また「ひょーげもんはいっちょんすかん」となると「お調子者は本当に嫌い！」あるいは「お調子者は大嫌い！」という意味になります。

「いっちょん」は福岡弁で「全然～～ない」という意味を持つ方言ですので「いっちょんすかん」は「本当に嫌い」あるいは「大嫌い」という意味になります。

このように言われたら、かなり嫌われていると解釈した方が良いでしょう。

ひょーげもん以外に福岡県で使われる有名な方言を3つ紹介します。

「たっぱい」は「体格」という意味を持つ方言です。

そのため「あんた、良いたっぱいしてるばい！」と言われたら「あなたは良い体格をしてるね！」と褒められていると解釈して良いでしょう。

「ぬけさく」は「間抜け」という意味を持つ方言です。

「あんたはひょーげもんだし、ぬけさくたい！」と言われたら「あんたはお調子者だし、まぬけだねぇ」と呆れられていると思って良いでしょう。

「ほーべんたん」は福岡県では「ほっぺた」という意味を持つ方言です。

「恥ずかしくてほーべんたんが熱いっちゃ！」と言われたら「恥ずかしくてほっぺたが熱いよ～」という意味になります。