ニコ廃用語、いくつ分かるかな？【vol.2】

「ニコ割（にこわり）」とは、動画再生中などにCMやアンケートなど情報が割り込んで再生されるシステムのことです。正式名称は「ニコニコ割り込み」と言います。時報の「ドワンゴが午前0時くらいをお知らせします」は、ニコニコユーザーにとってはなじみ深いと思います。

「青鬼（あおおに）」とは、noprops氏が制作したフリーホラーゲームのタイトルです。青い鬼のような化け物から逃げつつ、謎解きをし、閉じ込められた館の中から脱出するといった、ひらめきとスピード感が重要なゲーム内容です。現在では多種多様なメディアミックスがされ大人気ですが、まだ知らないというホラーが苦手な方は自己責任で検索してくださいね。

「自演乙（じえんおつ）」とは、自作自演行為に対して「おつかれさま」と、皮肉として用いられている言葉です。決して褒められているわけではないので、自作自演をしている人は気を付けましょうね。

「ニコる」とは、動画上のコメントを褒めることができる機能のことです。X（旧：Twitter）で言うところの「いいね」にあたります。例えば、感想コメントに対して「ニコる」の数が多かった場合、その感想に共感した人が多いということです。

「ハチ」とは、有名ボカロPのユーザー名です。現在では「米津玄師」として、一般人にも広く知られるようになりました。代表作として「パンダヒーロー」「マトリョシカ」などが挙げられます。

「ランランルー」とは、2004年頃に放送されていたマクドナルドCM、「ドナルドのウワサ！」シリーズで「ドナルド」が発していた言葉です。CMの結末も「ランランルーって　なんなんだー？」で終わっており、その意味は公式からは公開されていません。しかし、ネット上では「かなり物騒な意味なのではないか…。」という考察が飛び交い、それを面白がったニコニコユーザーはMADにしていました。ちなみに今でもMAD作品を作っている人はいるようです。

「釣り動画（つりどうが）」とは、サムネイルやタイトルが非常に魅力的ですが、実際の内容がそれとは異なる動画のことです。視聴者を釣るために誇張したタイトルやサムネイルを表示しているため「釣り動画」と呼ばれています。期待して再生したのに全く違うものが再生された時の憤りは計り知れません。

「ニコニコ大百科（にこにこだいひゃっか）」とは、ニコニコ動画やニコニコ生放送に関するタグや、その他一般用語についての意味がまとめられているページのことです。いわゆるWikipediaのようなものです。特徴としてその単語・用語に関連するニコニコ上の作品がページ内で紹介されたりしています。またユーザー同士で、そのページに関連のある内容で交流できる掲示板があるのも特徴です。

「RTA（りあるたいむあたっく/あーるてぃーえー）」とは、いかにゲームを早くクリアできるかを競うことを指す用語です。現在では「RTA in Japan」というイベントも開催され、注目を集めています。注意点として、様々な理由でeスポーツとしては扱われていないようです。

「TASさん（たすさん/つーるあしすてっどすぴーどらん）」とは、ツールを使用したゲームのタイムアタックのことです。TASの正式名称は「Tool-Assisted Speedrun」で、「さん」がついているのは単なるネタのようです。でも「さん」がついていることで、何だか愛着がわきますね。