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リスケの意味とは?語源や使いがちなシチュエーション、似た意味を持つ言葉なども併せて解説

最終更新日: 2023年4月2日 (公開日: 2023年4月2日)

リスケの意味とは?

リスケとは延期やスケジュールを先延ばしにするという意味で、決まっている予定のスケジュールを変更する時に使われる言葉です。

その中でも特に、予定を前倒しにする場合ではなく、予定を当初よりも後の日程にズラす時に使われます。

リスケの語源

リスケの語源は、英語の「リ・スケジュール」の略語です。

このうち「リ」とは「リスタート」などの言葉でも使われる通り「もう一度」や「再度」という意味を持っています。

すなわち「リ・スケジュール」とは「スケジュールをもう一度組み直す」という意味になります。

英語の「reschedule」の場合は「予定を組みなおす」や「再度調整する」という意味ですが、日本語では「少し遅らせる」というニュアンスがあります。

また、「リスケ」と省略して使うのは日本だけで、英語圏では省略して使われることはありません。

リスケの使い方

リスケはどのような使い方をされるのでしょうか。

忙しいからリスケして!

誰かと約束していたのに、どうしても行けなくなった時などに「忙しいからリスケしてほしい!」や「この予定、リスケしておいて!」というような使い方をします。

単純に「延期してほしい」というよりも「予定を確認してもう一度連絡するから、今日のところはいったん中止にして、また改めて連絡させてほしい」というニュアンスで使われることもあります。

これ、先方の都合でリスケになった

自分の都合で延期する場合だけではなく、相手の都合で日程が変更になった時もリスケという言葉を使うことがあります。

「この打ち合わせは先方の都合でリスケになったから、準備は急がなくてもいいよ」という時に使われます。

「リスケになったから、もう一度忘れないうちに相手に日程確認の連絡をしておいて」など、向こうからリスケを言い出した場合でも、こちらから再度スケジュールを確認するケースもあります。

リスケできるものはしていこう

忙しい時に予定が山積みになっている場合「急ぎじゃないものはリスケしていこう」という使い方をすることもあります。

「ちょっとキャパオーバーだから、リスケできるものは焦らずやっていこう」や「リスケできるなら、今日は少し休んでも良いんじゃない?」という時に使います。

リスケと似ている言葉

では、リスケと似た意味を持つ言葉も3つ紹介していきます。

延期

一般的に日本では、リスケは「延期」という意味で使われます。

「約束した日なんだけど、どうしても忙しいから悪いけどリスケしてほしい」と言う場合、「忙しいから前の日にしてほしい」というよりも「後日改めて日程を決めたい」というニュアンスの可能性が高いでしょう。

先延ばし

延期と同様に、先延ばしもリスケと似た意味を持つ言葉として知られています。

「今はどうしても忙しいから、この予定はリスケしよう」と言いたい時に、「急ぎじゃないものは先延ばししよう」という使い方をすることもあるでしょう。

スケジュール調整

英語でのそもそもの意味と同じように、スケジュール調整というニュアンスで使うこともあります。

「この会議、リスケしてほしいんだけどいつなら都合が良い?」と聞かれた場合、このニュアンスで聞かれている可能性もあるでしょう。

こういう場合では、当初の予定よりも後の日程だけではなく、先の日程を提示してみるのも良いかもしれません。

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